経歴

石井 政之 (いしいまさゆき)

作家・ライター ユニークフェイス専門家

1965年7月生まれ。名古屋市出身。

愛知県立愛知工業高校 電気科卒業、豊橋技術科学大学 物質工学課程 卒業。

特徴・生まれつき顔面の右側にある単純性血管腫(赤あざ)。

大学卒業後、会社に就職をせず,フリーランスの立場で、

顔にアザやキズがある当事者の取材を始める。

名古屋で,広告コピー、求人広告ライター,社会党機関誌「社会新報」の契約記者として働く。

顔の取材に疲れを感じて,心機一転、

報道カメラマンに憧れて中東へ取材に飛ぶ。

レバノンで顔に赤アザのある女の子に偶然出会ってしまい,

顔面にかかわる社会問題をライフワークにすることを決意。

1996年、ニューヨークに滞在して,顔についての情報収集(心理学,社会学)と,英米の顔についてのNPOを取材。

 ニューヨークで初めてインターネットを始めた。まだ書店通販だったamazon.comで、顔面問題の専門書を買い集めていた。

 約8ヶ月のNY滞在後,帰国して、関西の医療問題専門出版社、さいろ社に編集記者として働く。

 医療過誤,患者会(セルフヘルプグループ)、患者の人権、薬害エイズ事件などを担当編集。

 ハンセン病とお遍路の歴史をたどる取材で,毎日放送の取材を受ける。

1998年12月 さいろ社を退社して,東京に移住

1999年3月 自伝的ノンフィクション「顔面漂流記」(かもがわ出版)を刊行。

 出版後、顔になやむ当事者と家族からの手紙が連日届く。段ボールで2箱。数百通になる。

 当事者からの手紙を読んでセルフヘルプグループ・ユニークフェイスの活動を本格的に開始。

 外見に疾患・外傷・先天異常などがある当事者が顔と名前を出して

セルフヘルプグループを組織して活動したことは,前例がなかったため、多くのマスメディアから注目される。 

新聞,テレビ、雑誌などの取材を受けながら,当事者からの問い合わせが増え続けていく。

2001年 ユニークフェイスをNPO法人化。

定期的なピアカウンセリング(当事者限定)の開催,一般向けのユニークフェイス説明会,そしてドキュメンタリー映画「ユニークフェイス・ライフ」の制作・上映を行う。

 企業、自治体、大学などで,ユニークフェイスをテーマにした講演会活動などを行った。

2015年 NPO法人ユニークフェイス解散

    解散の経緯が、NHKで報道される。

2016年秋、次世代のユニークフェイス当事者のための活動、「ユニークフェイス研究所」を構想。..ホームページを開設。

2018年9月 活動開始。

現在 京都市在住